フォーティーンDJ-22の実戦的な優しさを評価

引用元:http://www.golfpartner.jp/

私は以前、同社のアマチュア向けの名器J Specシリーズを使っていた時期があり、その現場での優しさに随分と助けられました。

そして最近までその流れにあるDJ-22を使っていましたので、やはり使用経験のあるボーケイのSMと比較しながら、そのインプレッションをお伝えします。

 

●構えてみると

まず目に入るのはそのセミグース形状で、フェースを立て気味にして打ち込むタイプの方にはしっくりくる形状です。

リーディングエッジはストレートでフェースを立てた時に刺さらない雰囲気が良いですね。

またフェースがどこを向いているか、わかりやすいという効果もあります。

ボーケイのような丸みのある出っ歯なリーディングエッジの対極で、ボーケイでフェースがどこを向いているか掴みにくいという方には良い形状しょう。

 

ただボーケイなどは開いて打つことを前提の形状ですから、開かず攻めるコンセプトのDJと違って当たり前と言えます。

私は基本的に開かず打つのでフィーリングまでは掴めませんが、紹介記事ではフェースを開いても打てるDJ-22という意見が多いですね。

 

●大きめヘッドとアイアンの繋がり

一方でその大きなヘッドは非常にミスヒットに対する優しさにつながっていますが、小さめのアイアンと組み合わせる場合は少し注意が必要です。

私は小顔のAP2と組み合わせていた時期があり、アプローチでは平気でしたがいざフルショットしようとすると、DJの大きなヘッドに違和感がありました。

 

その後アイアンをAP1と組ませてみたら気にならなくなったので、あくまでウェッジでフルショットをする場合に感じるのだと思います。

この形状の違いをどう感じるかは個人の主観が大きいので、気になりそうという方は現物を見てからの購入をお勧めします。

 

●打ってみると

幅広ソールの効果で非常に抜けが良く、特に100y以内の半端な距離のアプローチでその威力が発揮されます。

ちょっと尋常じゃなく抜けてくれますので、ダフリのミスが多いかたには非常に強力な武器になってくれるでしょう。

ただこの点はバンスを効かせて打つタイプの方には違和感になるかもしれません。

私も手放した理由はそこにあり、抜けすぎ&抵抗感無さすぎなので、少し地面に当てて滑らせて打ちたい方はもっとバンスがあるウエッジが良いでしょう。

 

●弾道と方向性

弾道は打ち方にもよりますがグース形状の影響もあって低めです。

DJの後しばらく使ったボーケイのSMは高さで止めるタイプで、距離がバラけがちで落とし所をコントロールできる腕が必要でしたが、その反面で特に硬めなグリーンでは止めやすかったです。

 

一方DJは低い弾道でスピンで止めます。

スピン量、つまりキャリーとランの割合をコントロールする技術と把握が必要ですが、上げて落とすのコントロールよりは楽だと感じました。

距離感を掴むと非常に楽に寄せることができますが、これはDJだからというよりグースの効果が大きそうです。

 

ただ打ち込む打法はグリーン周りで逆目だと刺さりやすいザックリしやすい点が注意です。

私の場合は少しだけヒール側を浮かすか、思い切ってパターに変えて打っています。

 

●打感と音

フォージドなのですが打感は硬く柔らかさは殆ど感じません。

フルショットだと幾分硬さは薄まりますが、アプローチでは明らかに硬さを感じます。

音はカッという硬めの音でこちらもフォージドらしくありませんが、ウェッジにどこまで求めるかで評価は分かれるでしょう。

 

その点ボーケイのSMは軟鉄ではないのに打感、音ともに優れていますし、ボーケイの日本モデルのボーケイフォージドも使いましたが、こちらの方はさらに打感は良かったです。

DJ-22の後継のDJ-33は打感が良くなっているという記事も見かけます。

33はバンスのような地面への抵抗感もあるそうなので、見かけたらぜひ打ってみたいです。

 

●シャフト

DJ自体グース効果もあってボールのつかまりが良いため、シャフトがNSだとグリーン周り以外はひっかけやすくなりました。

一方DGだとストレートボールになりNSと比べ明らかに球筋が安定するので、シャフト効果は大きいと思います。

練習場でちょっと打っただけではNSも良いのですが、何球か打っていると自分の場合どんどんボールがバラけてしまいました。

 

ただ厄介なのがDGでのフルショットで、ウェッジ4本体制ではその機会が多いのですが、特にラウンド後半では振られてしまうことが多かったです。

という訳で現在所有のウェッジでは、フルショットが多い50度はアイアンと同じN.S.PRO 950を、54度と58度は重めで手元調子のModus105を使っています。

ウェッジをアプローチのみで使うなら、安定が断然良いのでDGが良いのですけどね。

 

それからフォーティーンのウェッジはシャフトが短いので、こちらもフルショットで打つ方はアイアンからの流れを注意しましょう。

 

●総評

とにかく優しく、現場で強くて大怪我しない、優れたウェッジです。

バンカーも楽で練習が不足していても脱出は容易です。

 

おすすめのタイプは

・打ち込み気味にアプローチショットをする方

・ダフリのミスが多い方

・アプローチショットの打点が不安定な初心者の方

・グリーン周りのミスを減らしてスコアアップしたい中級者の方

ぜひその実際のラウンドでの優しさを体感して頂きたいモデルです。

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フォーティーン DJ-22 Dynamic Gold
フォーティーン DJ-22 N.S.PRO 950GH HT

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